大和楽 萩と月 令和三年十月坐乃會におきまして発表された作品になります。 振りは令和二年六月に私の師匠である花柳琢兵衛師が付けて下さり補作を花柳琢次郎がさせて頂きました。 本曲は大和楽という邦楽になります。 全体としては松尾芭蕉が旅の途中、新潟県(当時の越中 越後の境)の市振(いちぶり)という地で詠んだ句 一つ家に 遊女も寝たり 萩と月 を下敷きに出来ているものと思われます。 虫の鳴く月下 周囲に萩が咲く宿で遊女と同泊になった芭蕉が遊女の心情を哀れに思って詠んだのでしょうか。 萩と月が共に同じ世界にありながら一つにはなれない哀しみと無情を描いた句なのかもしれません。 ただし日本の踊りは細かい事実や状況説明よりも、ご覧になられる方の感性と心の眼で自由に色付けや解釈をして頂けます。 「踊りを観る」 という、世界にどこにもない日本人ならではの感性に触れていただけましたら幸いです。 立方は扇道啓明会 西尾恵 です。
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これまで30年に渡り国内、世界十数か国で日本舞踊を披露し、また500以上の作品を振付してきた花柳流日本舞踊家 花柳琢次郎が2020年以降に古典や新作の日本舞踊を動画アートに特化して様々な手法を用いて撮影、編集、制作してまいりました。 これらの作品群をこの度「日本舞踊 扇道会NFTコレクション」としてAdam NFTマーケットに出品致します。 400年以上の歴史を持つ日本舞踊には同じ振りの繰り返しがなく、その作品の特徴は時に抒情的、または叙事的であったり、格式高い儀礼的であったりと様々な表情と性格を持っているのが世界で唯一の特別な舞踊芸術になります。 現在世界中から注目されている日本伝統文化の粋を集めたパフォーミングアート、日本舞踊。 扇道会に所属している様々な踊り手によって踊られる作品のマーケットは他に類似しているストアもない事から希少性も高く、今後価値は上がっていくものと自負しています。 毎月2作品をリリースしていく予定です。 是非お手元に作品をお届けできますよう願っております。
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