【Impressive日本舞踊 解説】 客席と舞台の関係上、どうしても平面的に目に映りがちになる日本舞踊作品を既存にない印象的な撮影を用いて観て頂ける方法を扇道舎では模索しております。 本作はその第一弾になります。 【踊り手よりご覧頂く皆様へのメッセージ】 「心」 その踊りの裏に、表に、どのような心があるのか。 - 長唄「島の千歳」の面白さの一つは、帝の治世を祝するといいながら、趣深い水に関わる話として、釈迦が説法をした池、皇帝から帝位を譲ると告げられるもそれを汚らわしいことを聞いたとしりぞけ潁水のほとりで耳をすすぎ山へ隠れた隠者、などが引用されるところだと、個人的には思っています。 そして、本作の曲名として持ち出されている島の千歳という女性、白拍子は、なぜ男装で舞うことを決めたのか。 そこには、本音と建前のような、人間らしい裏と表の心があったのかもしれません。 - この撮影では、一切の表現的装飾と女性らしさを意図的に省き、何も考えずに「肉体」に集中して踊ってみました。 そこにも、いくつかの「心」があります。 関わり合いのすべてが助けとなり、化学反応が生じ、一期一会の面白さが生まれたこと、感謝しております。 皆様にもお楽しみいただけますと嬉しいです。 【島の千歳】 明治三十八年(1905) 四月 作詞 大槻如電 作曲 五代目 杵屋勘五郎 白拍子の祖と言われる島の千歳(せんざい)を主題にしておりますが、本作品では前半と最終段のみの構成にしてあります。 踊りの眼目である鼓と三味線の掛け合いのくだりは抜きました。 【本作につきまして】 今回は立方の要望で白百合を舞台上に配置しておりますが、百合はその凛とした佇まいから清らかさの象徴という反面、死や悩みのシンボルとも言われており、人間の内面に抱いている死への怖れ、再生への願いなどを暗示しており、今回につきましては作品の象徴としています。
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これまで30年に渡り国内、世界十数か国で日本舞踊を披露し、また500以上の作品を振付してきた花柳流日本舞踊家 花柳琢次郎が2020年以降に古典や新作の日本舞踊を動画アートに特化して様々な手法を用いて撮影、編集、制作してまいりました。 これらの作品群をこの度「日本舞踊 扇道会NFTコレクション」としてAdam NFTマーケットに出品致します。 400年以上の歴史を持つ日本舞踊には同じ振りの繰り返しがなく、その作品の特徴は時に抒情的、または叙事的であったり、格式高い儀礼的であったりと様々な表情と性格を持っているのが世界で唯一の特別な舞踊芸術になります。 現在世界中から注目されている日本伝統文化の粋を集めたパフォーミングアート、日本舞踊。 扇道会に所属している様々な踊り手によって踊られる作品のマーケットは他に類似しているストアもない事から希少性も高く、今後価値は上がっていくものと自負しています。 毎月2作品をリリースしていく予定です。 是非お手元に作品をお届けできますよう願っております。
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