「Children 1」
白に青とピンクと黄色をただ乗せてドットを描くと、ひとつとして同じ点になりません。並んだ、白っぽい。青っぽい。ピンクっぽい。黄色っぽいドットたちは勝手に散らばり、思い思いにしゃべりだしたこどもたちです。ひとりとして同じ子がいないこどもたちの元気で賑やかな様子は思わず顔がほころびます。
If you just put blue, pink and yellow on white and draw dots, no one dot will be the same. Lined up, whitish. Bluish. Pinkish. The yellowish dots are children who scattered on their own and started talking to each other. The cheerful and lively children, none of whom are the same as the other children, make us smile.
【プロフィール】
1977年、小学館週刊少女コミックにて「野崎ふみこ」として漫画家デビュー。以来45年、現在は双葉社JOUR誌にて「天国堂喫茶店」連載中。単行本刊行は80冊を超える。
80年代90年代一世を風靡をした占い雑誌My birthday(実業の日本社刊)の表紙を6年半務めイラストレーターとしても活躍。
2年前、ドットアーティスト「江里碧乃 AOHNO ERI」名で活動開始。個展、ドットアート教室も主催している。
長く漫画という具象を扱ってきて、ドット(まる)という究極の抽象に出会い、ドットひとつに宇宙や大いなる存在の全てを託し、精力的に制作活動中。
See also ⇒ CAL CLUB
adam.jp/stores/calclub