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小説『泥流地帯』三浦綾子著 三浦光世直筆原稿青焼き複製原本[氷柱]の章(42)
アイテム詳細
本アイテムは、三浦綾子記念文学館(北海道旭川市神楽七条8丁目2番15号)が所蔵する資料を画像化したものです。 内容は、『氷点』『塩狩峠』などで有名な作家・三浦綾子(みうらあやこ)が著した小説『泥流地帯』の原稿です。 三浦綾子は口述筆記のスタイルで執筆しており、この原稿は夫の光世(みつよ)が書いたものです。 原稿は、北海道新聞日曜版に連載されていた1976年1月〜9月に書かれており、その原稿用紙を北海道新聞がジアゾ式で複製(いわゆる青焼き)して保管していた原本が、後に三浦夫妻に返却され、三浦綾子記念文学館が収蔵していました。 文学作品が生み出された当時の雰囲気をぜひ味わってください。完成作品の本文と比べてみるのも面白いことでしょう。 「著作権等に関する注意事項」にも記載しましたが、本アイテムは、展示や研究会等にもお使いいただけます。文学作品を楽しむ1つのきっかけとなれば幸いです。 画像ファイルのタイプ:JPEG 画像サイズ:32000 × 18000 pixel 解像度:600 ppi カラースペース:RGB ファイルサイズ:約23MB 本アイテムは、『泥流地帯』の原稿全643枚のうちの1枚です。 どの場面の文章であるかをわかりやすくするため、上部に章名を記載しました。 また、全643枚のうちの何枚目かがわかるように、下部に通し番号を記載しました。 なお、NFT化されているのは1枚につき1点のみです(もし、同一の画像が同時に複数箇所に存在した場合、不正な画像が含まれていると考えられます)。 『泥流地帯』の章名と各枚数は、次のとおりです。 [山合の秋]53枚 [雪の道]62枚 [矢車]53枚 [日追鳥]49枚 [氷柱]73枚 [土俵]62枚 [足長蜘蛛]85枚 [桜吹雪]69枚 [雪間]17枚 [轟音]51枚 [煙]69枚 【『泥流地帯』について】 大正15(1926)年の十勝岳大爆発を題材にした長編小説 舞台は北海道上富良野町。活火山十勝岳の麓に広がる農村地帯で鍬をふるいながら懸命に生きていた開拓農家の人々。そこに襲いかかった火山爆発という自然災害。 三浦綾子は、農に生きる人々の姿を丁寧に描き、十勝岳連峰・大雪山系の雄大な自然風景と、牙をむいた自然の猛威に翻弄される人々の、切なくも力強い歩みを映し出しました。 石村拓一・耕作兄弟の成長譚を軸に、十勝岳の麓で繰り広げられる青春群像劇です。 『泥流地帯』 1977(昭和52)年3月25日刊行(新潮社) 初出は、北海道新聞日曜版連載(1976年1月4日〜同9月12日)。 連載開始時、三浦綾子は53歳。 長編小説としては17作目。 『続泥流地帯』 1979(昭和54)年4月15日刊行(新潮社) 初出は、北海道新聞日曜版連載(1978年2月26日〜同11月12日)。 連載開始時、三浦綾子は55歳。 長編小説としては19作目。 『泥流地帯』『続泥流地帯』あらすじ 北海道上富良野の開拓農家の兄弟、石村拓一と耕作は幼くして父を病気で失い、出稼ぎに行った母と離れて、祖父母や姉妹と暮らしていた。拓一は、家庭の事情で不幸を背負った曽山福子への愛を胸に農民として逞しく成長し、弟の耕作は逆境を克服して小学校の教員になる。しかし大正15年5月24日、十勝岳の大爆発によって発生した泥流はふもとの村を襲い、すべてを呑み込んで大切な人の命も奪う。「こんなむごたらしい死に方をするなんて……まじめに生きていても、馬鹿臭いようなもんだな」とつぶやく耕作に、拓一は、「おれはな耕作、あのまま泥流の中でおれが死んだとしても、馬鹿臭かったとは思わんぞ。もう一度生まれ変わったとしても、おれはやっぱりまじめに生きるつもりだぞ」と答える。 被災後、石村家は最も被害の大きかった稲作地帯に転居する。硫黄を含む大量の泥と流木が田を埋め尽くし、町の起債に反対する勢力もいて復興は困難を極めるが、帰ってきた母の祈りにも支えられ、拓一は吉田貞次郎村長らと共に懸命に力を注ぐ。他方、耕作は苦難の大きさに未来を描けず苦しむが、兄の姿や恋人の支えにより次第に自分を取り戻す。 www.hyouten.com/dokusho#toc76 【『泥流地帯』映画化について】 北海道上富良野町は、同町が舞台の小説『泥流地帯』の映画化を目指し、諸事業に取り組んでいます。 その一環として、映画の製作資金を一部自主的に確保するため、上富良野町と三浦綾子記念文学館は協働して2022年7月に募金活動を開始しました。 本アイテムはその寄付者に対する返礼品として配布されたものです。 www.hyouten.com/deiryu-chitai-bokin ようこそ三浦綾子記念文学館へ www.hyouten.com/ 三浦綾子・光世について www.hyouten.com/miura 本の一覧 www.hyouten.com/dokusho For Visiting www.hyouten.com/for-visiting 歡迎來到文學館 www.hyouten.com/t-chinese-for-visiting 문학관의 개요 www.hyouten.com/korean-for-visiting
著作権等に関する注意事項
本アイテムの保有者は、以下のことが可能です。ただし、【守ってほしいこと】を遵守してください。 ・アイテム画像を、メタバース空間やNFT限定のギャラリー等で公開すること ・アイテム画像を、動画のサムネイルにすること ・アイテム画像および保有者限定コンテンツを、動画に取り込んで公開すること ・アイテム画像および保有者限定コンテンツを、印刷あるいは映写し、家庭で楽しむこと ・アイテム画像および保有者限定コンテンツを、印刷あるいは映写し、公衆に向けて展示すること ・アイテム画像および保有者限定コンテンツを、映写あるいは画面共有し、研究会、読書会、朗読会、講演会等をおこなうこと ・アイテム画像を、学術研究に活用し、論文を発表すること 【守ってほしいこと】 ・アイテム画像を使用する際は、内容を改変してはなりません。 ・アイテム画像のデータを、正規の手続きによる譲渡等以外で他者に渡してはなりません。 ・動画の編集や展示パネルへの印刷、大型スクリーンへの映写など、業務委託のためにアイテム画像のデータを他者に渡す場合は、業務完了後にデータを回収してください。データが先方に残る場合は、必ず削除するよう、先方に指示してください。 ・アイテム画像を印刷したものは、他者に渡してはなりません。不要になった場合、保有者の責任において廃棄を完遂してください。 ・アイテム画像を使用して開催した行事で、出席者や参加者、公衆が記念や記録のために撮影をし、そこにアイテム画像が映り込むことは差し支えありません。そこに気を遣うよりは、より良い有意義な催し物となりますように、運営に注力してください。 ・トリミングしたり、一部を取り出したりしてアイテム画像を使用することはかまいませんが、その際にはクレジット(作者名:三浦綾子、作品名『泥流地帯』、提供者:三浦綾子記念文学館)を画像のそばに必ず明記してください。 ・アイテムの画像内の作品文章を、画像として取り出すことはかまいませんが、文章として使用することはできません。作品の文章を使用する権利は、公益財団法人三浦綾子記念文化財団がすべて保有しており、他者が使用するには別途契約が必要です( www.hyouten.com/corporation/copyright )。 ・アイテム画像を使用して行事等を開催する場合、前もって三浦綾子記念文学館に情報をお寄せくださると嬉しいです( toiawase@hyouten.com )。お互いに広報協力をいたしましょう。 ・上記の事柄が守られない場合には即時に使用をお断りします。公開しているコンテンツ等の修正あるいは削除、掲示物や展示物の修正あるいは撤収、論文や紀要などの発行物の回収を、本アイテム保有者の責任においてすべて完遂していただきます。 【アイテムに関する注意事項】 ・本アイテムに関する創作物(画像および映像、音楽、商標またはロゴ等を含みますがこれらに限られません。)にかかる知的財産権(著作権、特許権、実用新案権、商標権、意匠権その他の知的財産権(それらの権利を取得し、又はそれらの権利につき登録等を出願する権利を含みます。)を意味します。)は、本アイテムの著作権を有する方、著作隣接権の権利者またはその管理委託を受けている者によって保護されています。 そのため、本アイテムを保有していたとしても、本アイテムに関する創作物にかかる知的財産権を有することを意味しません。 ・本アイテムの著作権を有する方、著作隣接権の権利者またはその管理委託を受けている者からの事前の同意なしに、上記の「本アイテムの保有者が有する権利」の範囲を超えた行為、知的財産権を侵害するおそれのある行為(改変、公開、配布、逆コンパイル、リバースエンジニアリングを含みますが、これに限定されません。)を行うことはできません。 ・本アイテムに関する創作物の利用については、公序良俗や法令に反する利用またはその恐れのある利用など、作成者が不適切であると判断した場合、利用をお断りさせていただきます。 ・本アイテムの購入、売却および利用に関して、購入者、売却者、保有者、その他第三者が損害を被った場合、その損害がいかなる原因で発生したものであっても、本アイテムの著作権を有する方、著作隣接権の権利者またはその管理委託を受けている者は、何らの法的責任も負わないものとします。 このアイテムに関するお問い合わせ先 三浦綾子記念文学館 toiawase@hyouten.com
ストア詳細
三浦綾子の小説『泥流地帯』『続泥流地帯』を映画化しようというプロジェクトの、製作資金造成のためのNFTストアです。 小説の舞台である上富良野(かみふらの)町へのふるさと納税への返礼品として、直筆原稿を配置した特別仕様のNFT画像をご用意しました。 お申し込みは、下記リンクからどうぞ。 www.hyouten.com/deiryu-chitai-bokin
- 保有者限定コンテンツ
このアイテムには保有者のみが確認できるコンテンツがあります。