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この世に存在しない生き物たちを集めた図鑑

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玄光社『クリエイターの世界を広げるNFTガイド』に掲載されました。
巻頭インタビューに多くのページを割いていただき、ありがとうございます。

『芸術新潮』9月号に当ストアが掲載されました。
ありがとうございます。
NFT無料プレゼントのお知らせも載っています（QRコード）

実績
企業様メタバースプロジェクトのコンセプトアート。
Vtuber、VLiver様の配信背景、動画背景。トレーラー画像など多数。


ここではない場所
ここには存在しないもの
今ではない時を描きます


━展開シリーズ━

Innerspace Landscape………
3度目の滅びを迎えた世界を旅するシリーズ
強い紫外線と風にさらされ砂となってゆく遺構と
いまだ動き続ける自動機械

四季窓………
出られぬ部屋
その主人の慰めの為に季節ごと、時間ごとに変わる景色を描くシリーズ
美しく心誘うが決して触れられない。ただ焦がれるだけの外の世界。

非実在生物図鑑………
現実には存在しない生き物たちの図鑑


ART street　https://medibang.com/u/midorikame/
Twitter https://twitter.com/midorikame
ポートフォリオ　https://fori.io/sakana

非実在生物図鑑
ホタルクラゲ

深海に棲む発光クラゲの一種。非常に個体数が少なく、観察されるのはごく稀。
このクラゲが漂った跡には青白く発光する粒子が残る。

A type of luminous jellyfish that lives in the deep sea. It is very rare and rarely observed.
When this jellyfish drifts, it leaves bluish-white luminescent particles in its wake.

非実在生物図鑑1 ホタルクラゲ #4/10

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非実在生物図鑑1 ホタルクラゲ

非実在生物図鑑
雨織蜘蛛

体長1センチ足らずの小型の蜘蛛。横糸にびっしりと粘球が置かれた網を張る。雨上がりには水滴も加わり網全体が輝いて見える。

A small spider less than one centimeter long. The weft of the web is covered with many small spheres of mucilage. After a rain, the entire web appears to shine with the addition of water droplets.

非実在生物図鑑2 アマオリグモ #9/10

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非実在生物図鑑2 アマオリグモ

非実在生物図鑑
天窓揚羽

美しい翅を持った蝶。翅は非常に薄く、太陽の光を透かし七色の影を落とす。乱獲が続き、近年急激に数を減らしている。

A butterfly with beautiful wings. The wings are very thin and cast a seven-colored shadow through the sunlight. Overhunting has continued, and in recent years its numbers have been rapidly declining.

非実在生物図鑑3 テンマドアゲハ #5/10

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非実在生物図鑑3 テンマドアゲハ

金色に光る翅脈が美しいトンボ
飛行速度が非常に速く、捕獲は困難
その様は流れ星のようだと言われ、多くの異名を持つ

非実在生物図鑑　4 キンシャトンボ #8/10

非実在生物図鑑　4 キンシャトンボ

通常のカワセミより緑色が強く、虹色の構造色が見られる
山深い渓流でごく稀に観察されるこの鳥は
『カワセミのように美しい石』からつけられた『翡翠』の名を冠している

非実在生物図鑑5 ヒスイカワセミ #7/10

非実在生物図鑑5 ヒスイカワセミ

金色のひび割れのような模様を持つトカゲ。まるで金継ぎをした陶磁器のように見える事から名付けられた。
よく晴れた日に日光浴をしている姿が観察されるが，臆病で警戒心が強く、すぐに逃げてしまう。
また，継ぎ目にも金がある，として金運を招く縁起物と珍重されている。

A lizard with a golden crack-like pattern. So named because it looks like porcelain repaired with gold.
It is often observed sunbathing on sunny days, but it is timid and wary and quickly runs away.
It is also prized as a lucky charm that brings good luck, as there is gold in its joints.

非実在生物図鑑6 キンツギトカゲ #4/10

非実在生物図鑑6 キンツギトカゲ

雨に濡れる事で萼片が透け、まるで色が雫となって溶け出しているようだと名付けられた。
雨上がり、まだ透明感の残るうちに陽射しが当たる様は素晴らしく美しい。


It is named after the sepals that become transparent when wet with rain, as if the color of the sepals is dissolving into drops of water. After the rain, it is beautiful when the sunlight hits it while it is still transparent.

非実在生物図鑑7 シズクアジサイ #9/10

非実在生物図鑑7 シズクアジサイ

純白の羽根を持つカラス。アルビノ種との違いはその青い眼。ごく稀に観察される真珠のような光沢を持つ個体は、古来より吉祥鳥と珍重されている。美しい外観から飼育を試みる者は多いが、人になれる事はない。

非実在生物図鑑8 ユキシロカラス #10/10

非実在生物図鑑8 ユキシロカラス

蒼焔繭蛾
飛んで火に入る夏の虫。灯に惹かれ、その身を焼いた蟲達の、五分ばかりの魂が、凝り集まり蒼い蛾となったモノ。炎の中を自在に飛び回る。
決して触れようとはなさらないで。触れるなら、その身を焼くのは貴方のほう。

非実在生物図鑑:番外
この世のモノならざるモノ



非実在生物図鑑　番外　ソウエンマユガ #1/10

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非実在生物図鑑　番外　ソウエンマユガ

昼間の見た目は一般的な猫と変わらないが、その柔らかく繊細な被毛は帯電しやすく、夜になると発光する。人懐っこく撫でられる事を好むが、触れる際にはご注意を。

During the day they look like normal cats, but their soft, delicate coat is easily electrified and emits light at night. They are friendly and like to be petted, but care should be taken when touching them.

非実在生物図鑑 9 ヤコウネコ #8/10

非実在生物図鑑 9 ヤコウネコ

非常に長い尾鰭を持ち、中には体長の10倍にもなる個体もいる。
体色は鮮やかで美しく、その色合いでいくつかの種類に分かれる。
飼育には尾鰭を傷つけないよう大型の水槽が必要になるなど、とても手間がかかる。

They have very long caudal fins, some of which can be 10 times the length of the body.
 Their body color is bright and beautiful, and they are divided into several species according to their coloration. 
Breeding is very labor intensive, requiring a large aquarium to prevent damage to the caudal fin.



非実在生物図鑑 10 ハゴロモリュウキン《曙光》 #7/10

非実在生物図鑑 10 ハゴロモリュウキン《曙光》

尾びれが非常に長く、中には体長の10倍にもなるものもある。
体色は鮮やかで美しく、色彩の違いによりいくつかの種に分けられる。
飼育には非常に手間がかかり、尾びれを傷つけないように大きな水槽が必要である。
特にこの《極光》は尾鰭が薄く、神経質な性質の為飼育が最も難しいと言われる。しかし、夜空に広がるオーロラのような美しさは人の心を惹きつけてやまない。

They have very long caudal fins, some of which can be 10 times the length of the body. Their body color is bright and beautiful, and they are divided into several species according to their coloration. Breeding is very labor intensive, requiring a large aquarium to prevent damage to the caudal fin.
The "Kyokko" in particular is said to be the most difficult to breed because of its thin caudal fin and nervous nature. However, its beauty, like the aurora borealis spreading across the night sky, is a magnet for people's hearts.
